12月23日は 映画監督 トラン・アン・ユン 氏の誕生日
1962年生まれ
「ノルウェイの森」予告編
1987年に刊行されベストセラーとなった村上春樹の代表作「ノルウェイの森」を、『青いパパイヤの香り』『夏至』などのトラン・アン・ユン監督が映画化。亡くなった親友の恋人との関係を通し、主人公の青年の愛と性、生と死を叙情的につづる。主人公には松山ケンイチ、大切な人の死をきっかけに主人公と心を通わせていく女子大生に菊地凛子がふんし、複雑な人間性を繊細に演じる。トラン・アン・ユン監督のみずみずしい世界観と、深遠な村上春樹ワールドの融合に期待。
ダナン生まれ。 12歳の頃、ベトナム戦争から逃れるため、両親とともにフランスに移住した。
1993年、『青いパパイヤの香り』でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)受賞。1994年、セザール賞新人監督賞受賞。
1995年、『シクロ』でヴェネツィア国際映画祭のグランプリ受賞。
2009年2月、村上春樹のベストセラー小説を原作とする『ノルウェイの森』がクランクイン。2010年に完成・公開された。
妻である女優のトラン・ヌー・イエン・ケーは、3本の作品で主演を務めている。
2015年、第28回東京国際映画祭のコンペティション部門審査員を務める。