1954年4月29日にレコーディング。
Miles Davis – Walkin’
1 Walkin’
2 Blue ‘n’ Boogie
3 Solar
4 You Don’t Know What Love Is
5 Love Me or Leave Me
Miles Davis tp
J J Johnson tb
Lucky Thompson ts
Dave Sildkraut as
Horace Silver p
Percy Heath b
Kenny Clarke ds
Recorded in Apr 1954A面がopen、B面がmuteという印象がある盤です。初めてタイトル曲の「Walkin’」を聴いた時から痺れっぱなしなんですが、それまでジャズのレパートリーには無かったこの曲が、この名演をきっかけにして、その後他のジャズメンにも取り上げられるようになりました。B面のmuteによる演奏も、粒ぞろいで、Kenny Clarkeのブラッシュがとても素晴らしい。「君は恋を、、、」という曲には、他の人にも名演奏があります。時期的に言って、麻薬禍からやっと抜け出した頃の、正に起死回生という表現がピッタリの作品です。この手のテンポでのHorace Silverは、筆舌に尽くし難いほど良いですねぇ。