2月16日は 指揮者 エリアフ・インバル 氏の誕生日
1936年生まれ
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
エリアフ・インバル指揮
マーラー : 交響曲第10番嬰へ短調(クック版)から、第5楽章
カンテルリ指揮者コンクールで優勝。
1974年にフランクフルト放送交響楽団(現hr交響楽団)の音楽監督となり、このオーケストラの黄金時代を築いた。その後、ベルリン交響楽団(現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)の音楽監督(2001年~2006年)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2009年~2012年)を歴任した。
日本では、1970年代から、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団に客演したほか、特に東京都交響楽団と強い結びつきを保ち、1991年の初登壇後、特別客演指揮者(1995年~2000年)、プリンシパル・コンダクター(2008年~2014年)を務めたのち、2014年4月から桂冠指揮者に就任した。特別客演指揮者時、プリンシパル・コンダクター時にそれぞれ一度ずつマーラーの全交響曲演奏を達成しており、特に後者の演奏はオクタヴィア・レコードよりライヴCDとして発売されている。また、同団との演奏によるショスタコーヴィチの交響曲第4番の演奏は、第50回レコード・アカデミー大賞および第25回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を相次いで受賞した。
イギリスの市民権を取得している。
レパートリー
マーラーの交響曲を得意とし、全集も録音している。ブルックナーの交響曲の録音では、交響曲ヘ短調、第0番、第9番の復元終楽章、序曲ト短調を含む全集を完成。その際、第3番・第4番・第8番では、第1稿による世界初録音を行った。また、ベルリオーズの一連の管弦楽作品を録音しているほか、古典から近現代に至るまで膨大なレパートリーを持つ。